いやーっ、びっくりしました。まさか、あの三冠馬のディープが、死んでしまうとは。たくさんの夢をありがとう。安らかに眠ってください。
ディープインパクトの走りには、驚愕したものです。
武豊騎手に、飛んでいるようだったと言わしめた驚愕の脚。そして、のちに禁止薬物の検出により失格となってしまった凱旋門賞での走り。
本当にワクワクしました。
本当にさまざまな夢を、我々競馬ファンにもたらしてくれました。
そして、なにより、その多くの産駒が活躍をしたことも見逃せません。
それだけ競馬界に多くの財産を残してくれた名馬であったことに違いありません。
正直、穴党の私にとっては、強すぎるディープは、厄介な競走馬であったこのも事実ですが、大きく捉えると競馬界になくてはならない存在であったとつくづく思います。
そんなディープが、こんなにも早く、あの世に行ってしまうとは。
残念ではありますが、これも競馬です。彼を超える素晴らしい競走馬が生まれることを祈って、天国でゆっくりしてもらいたいですね。
ありがとうディープインパクト。
史上最強馬と呼ばれたディープインパクトが30日、死んだ。頸椎(けいつい)の骨折が原因。17歳だった。29日に立てなくなり、30日に頸椎の骨折が見つかった。回復の見込みがないため、安楽死の処置がとられた。2005年に皐月賞、ダービー、菊花賞を制し、史上6頭目の3冠馬になった。06年のフランスの凱旋門賞では、3位に入ったが、後に禁止薬物が見つかり、失格になった。通算14戦12勝。国内で負けたのは、05年の有馬記念のみ。
現役を引退後は優秀な子を送り出した。子どもたちの獲得賞金でランキングを決める種牡馬(しゅぼば)成績は、12年から昨年まで7年連続で中央競馬のトップ。キズナなど5頭のダービー馬を送り出した。