競馬の世界にもAIが進出。AI予想が当たり前になる時代になるのでしょうか?

ニッカンAI予想がスタートしています。AIは人類を支配するのか?

チェスや将棋の世界では、すでに人間がAIに勝てなくなってきています。
これまでコンピュータと言えば、計算が得意で、単純な作業を繰り返しておこなうものと思っていましたが、AIによって未来を予測することが可能になってきました。
過去の情報を大量に学習することで、将来起こることを予想することができるのです。
なので、将棋であれば次の最前な手を膨大な対戦情報から導き出すことができるというわけです。
将棋は何手先を読むことができるのかが勝利に繋がるポイントになりますが、人が予測できるのは、名人のような方でも数十手と言われています。
確かに人間には限界がありますが、コンピュータであれば膨大なデータベースに情報を蓄えることができるのですから、人間が勝てるわけがありません。

競馬も、記憶のゲームと呼ばれるように、過去のレースをしっかり記憶できていれば、的中に近づけるのは確かでしょう。

ニッカンスポーツでは、今年の10月にニッカンAI予想をスタートさせました。
しかし、回収率は100%に届かないのが現状です。
もっと精度が上がってくれば、将来的には、全てのレースを的中させることができるのかもしれませんが、将棋と競馬が違うのは、人ではなく動物が結果を左右するということです。
同じ条件のレースであっても、出走する競走馬は、毎回違います。

また体調だって違って当然ですから、そこまでコンピュータで扱うことは難しいのではないでしょうか。
ただ、似たような傾向を導き出すことはできるはずですから、可能性はあるはずです。

今後のニッカンAI予想にも注目していきたいと思います。

おそらく、AI予想は、今後競馬予想の主流になっていくのかもしれません。

しかし、トラックマンが厩舎をまわったりトレセンに足を運んで、足で情報を手に入れるから面白いのではないのでしょうか?

AI予想だけになってしまっては、競馬もつまらないですよね。

といっても『ウイなび』自体も、AIの考え方に近いものがあるのも事実。
多くのデータによって学習させているわけではありませんが、ファクターを絞って解析している部分は、少し近いのかもしれません。
今後は、ウイなびのデータと人の予想部分をハイブリッドさせて、さらに的中率をあげていくことが重要だと思っています。

ニッカンAI予想

https://p.nikkansports.com/goku-uma/guide/ai/index.zpl

数百のファクタで学習!完全オリジナル予想
日刊スポーツが(株)Gaussと共同で開発した、独自のAI予想です。AIに学習させるファクタの数は、日刊スポーツがこれまで蓄積した数百にのぼり、
完全なオリジナルのAI予想となります。前日に公開する予想だけではなく、当日のレースを約30~40分前にも公開。レース当日の天気、馬体重なども組み込むことでさらに多層的な予想が可能となります。
ニッカンAI予想は、複数のアルゴリズムを駆使するアンサンブル学習を使用。複数のアルゴリズムの中には、着順を予想するAI、馬連で購入するに最適なAI、配当妙味を算出するAIなどが存在します。
それぞれのアルゴリズムにはメリットとデメリットがありますが、複数使用することでメリットを最大限に生かし、デメリットを最小限に抑えます。

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