アンカツ指南が絶好調。元ジョッキーの安藤勝己氏の独特の語り口が説得力ありますね。
アンカツこと安藤勝己さんのアンカツ指南の説得力がハンパありません。特にG1は、ドンピシャです。
まずは、ご存知の方も多いと思いますが、安藤勝己さん(アンカツ)のすごさを振り返って見ましょう。
安藤勝己さんは、1960年3月28日に愛知県で生まれています。
1976年に公営・笠松競馬場でデビューすると、1978年に初めて笠松競馬場の最多勝利騎手となっています。
そこからは、どんどん勝利を積み重ね、通算19回も最多勝を受賞しました。
その結果、「アンカツ」の愛称で名は全国規模になりました。
満を辞して2003年に正式に日本中央競馬会JRAに移籍。ここからもすごかったですよね。
JRAでは、その力を充分に発揮し、数々のGIを獲得しました。
2007年と2009年にはJRA最高勝率騎手のタイトルまで獲得しています。
そして、忘れられないのがキングカメハメハでの日本ダービー獲得です。
誰しもが憧れるのがダービーですが、この年のキングカメハメハの強さは凄まじかったのを今でも覚えています。
そして、やはりダイワスカーレットでの2007年の桜花賞ですね。
断然の1番人気だったウオッカとの対戦は、本当に面白かったです。
前哨戦のチューリップ賞ではクビ差負けており、桜花賞でもウオッカには勝てないと思っていましたが、アンカツの素晴らしい手綱捌きで、四位騎手騎乗のウオッカを抑えて1着となりました。
この頃は、アンカツと武豊を買っていれば、馬券は安心と思ってしまえるほどでしたね。ほんと良い時代でした。
そして、何よりの貢献は、アンカツが中央移籍をしてくれたことで、数々の優秀な地方競馬出身の騎手が地方から中央へと移籍してくれたことでしょう。
地方競馬にとっては、大きな痛手だったかもしれませんが、中央競馬ファンからしてみれば、先駆者としてありがたい存在でした。
そして、アンカツと言えば、忘れてならない馬があります。
笠松競馬場で活躍したライデンリーダーです。
「RL (Raiden Leader)」の文字が入った赤いメンコは、今でも鮮明に覚えていますが、それもあってオグリキャップを思い出させる戦列の中央デビューでしたよね。
さすがに地方の馬が中央では難しいと思っていましたが、桜花賞では、ワンダーパヒュームに負けたものの4着と検討をしてくれました。
そして、安藤勝己さんは、騎手引退後に独特の騎乗以上に特徴のある競馬評論家としてデビュー。
アンカツの予想(アンカツ指南)は、本当に癖がすごいです。
言葉のニュアンスでもありますが、あの独特のコメントがさらに信頼感を増しますよね。また、Twitterでのレース後のアンカツツイートをいつも参考にさせていただいています。
今年に入ってからのアンカツ指南は、本命馬がことごとく結果を出しています。硬い結果となる場合が多いですが、軸馬がブレないところは、さすが元一流ジョッキーということなのでしょうか。
さあ、今週は天皇賞・春2019です。
今後も、ウイなび予想にアンカツ指南の要素も入れて予想を展開して行きたいと思います。